商店劇場のぶらりこいしかわめぐり -其の六-


古流松藤会(こりゅうしょうとうかい)

こちらのいけばなのお稽古教室は、古流松藤会(こりゅうしょうとうかい)が流派です。

古流のいけばなは、200年前の江戸時代に誕生し、長い歴史の中で伝承され、無駄なく簡素化された中に格調を持ったいけばなの【生花(せいか)】と、古典的な様式にとらわれず、個々の自由な発想により自由な形で花材を取り合わせ表現するいけばなの【現代華(げんだいか)】、この伝統と新しさが古流の基本的な様式になっています。

その日は丁度お稽古の日だというので、見学がてらお邪魔して来ました!
実はこちら、商店劇場の社長が通う教室だったりもします。
私は、いわゆるお花の教室自体が初めてで、私の持つイメージとしては、剣山にカラフルなお花を座って活ける…じゃなかったらカーリー先生(假屋崎省吾)?という程度の認識でしたが、まずびっくりしたのが、教室の扉を開けた時の、青々とした緑の瑞々しい香り!
画像にもあるように、この日は『伊吹』という植物を使ったお稽古だったようで、小さい頃に実家の新潟で嗅いだような、懐かしい濃い瑞々しい香りに、思わず一瞬タイムスリップしたかのようでした。

この日の題材は、『井戸釣瓶』で、山里水(さんりすい)の活け方と言って、字の通り、上から3段階に山・里・水を表す活け方だそうです。 画像の伊吹は『山』に当たる部分で、植物を決められた角度や長さに活ける活け方をするそうです。 生徒さんたちは、細かく長さを計算したり、伊吹をぐっぐっと力を入れてカーブさせたり、ワイヤーを使って形を整えたりしていました。

右の画像の小さい白いお花は、『梅花うつぎ』です。『里』にあたる部分で使う花材です。

上野美研教室の先生、上野理彰先生
上野美研教室の先生、上野理彰先生

お稽古教室の様子
お稽古教室の様子

梅花うつぎ
梅花うつぎ

ちょっと手直し。。。
ちょっと手直し。。。

植物に角度をつけて整えていきます
植物に角度をつけて整えていきます


それにしても、身近に緑やお花があるのはとっても癒されます!瑞々しい香り、生き生きとした手触り、目に麗しい鮮やかな色彩。。。

こちらの流派、古流松藤会の本部『古流アカデミー』は、商店劇場から徒歩5分くらいの、傳通院(でんづういん)の斜向かいにあります。
研究会・講演会・展覧会などが行われています。
また、6/4〜6/9まで上野松坂屋にて、古流松藤会展が6階の催事場にて開催中です。
興味のある方は、この機会にぜひどうぞ!

古流松藤会本部『古流アカデミー』
古流松藤会本部『古流アカデミー』

上野理彰先生の経歴

・日大芸術学部美術科卒業           ・古流松藤会技芸院教授
・社団法人古流松藤会理事           ・日本いけばな芸術協会評議員
・いけばな協会理事
・アメリカ・メキシコ・カナダ・ベルギーなどのいけばな使節として外務省派遣
・多くの作品製作を発表

上野美研教室

所在地 :〒113-0001 文京区白山1-31-7 白山下ビル3F
電話番号 :03-3812-4898
アクセス :都営地下鉄三田線 白山駅徒歩2分

教室スケジュールご案内

・火曜:14時〜20時
・金曜:14時〜20時
・土曜:10時〜18時
・水曜:14時〜16時※絵画塾

古流アカデミー

所在地 :〒112-0002 文京区小石川2-15-8
電話番号 :03-3815-2845
アクセス :東京メトロ丸ノ内線 後楽園駅徒歩10分
URL http://www.koryu-shoutoukai.or.jp/index.html

一覧に戻る